MTシステム問答・基礎編⑧

では、これだけは理解していただけませんか。気温の上がり下がりは、グラフに表すことができますね。つまり図にできます。図とは形です。数字も形です。さきほどの石の数え方は、文字という形を数値にする方法ですから、気温の上がり下がりという形も同じ考え方が適用できる・・・ということです。お願いですから、ここだけは理解してください。

お願いされれば仕方ないなあ。いつか時期が来たらもういちど勉強するよ。

詳しいことはいくつかの専門書にも書かれていますから、そのときが来たら是非読んでみてください。田口博士の理論は、「聞いた半年後に分る」と言われています。

へえー。半年後にね。誰が言ったの?

私です。

なんだよ。

しかし、たいていの人はそう思っていると思います。
話を元に戻します。気温が何℃なのか、つまり0℃近い寒い値なのか、30℃を超える暑い値なのか、ということと同時に、上がったり下がったりという情報も、弁当の売上に影響しそうですよね。この数日間、だんだん気温が下がっているとかです。

その上がり下がりの形状を、うまいこと数値化できるということだね・・・どうやるんだろうなあ。文字と同じで良い・・・?

少し時間をかけて考えてみてください。ところで気温だけではなく、曜日とかいろいろなことが弁当の売上に影響しそうですよね。そうすると、それらのことも全部を一緒にして弁当売上を予測することになります。

気温と曜日とは性質が全然違うけど、一緒にしても良いの?

うーん、なかなか鋭いですね。気温は高いとか低いとか、上下する計測値です。ところが、曜日は上下しません。詳しい説明は後にしようと思いますけど、質問への答としては「一緒にしても良いです」ということになります。と言うより、気温も曜日も、「弁当売上」という1点に影響を及ぼしているはずですし、気温と曜日とがお互いに影響しあってもいるでしょう。ですから、「一緒にしなければならない」のです。そのために、いろいろな工夫も必要になってきます。

なんとなく分る気がする。天ぷらやさんのお母さんも、気象予報をする痛風のおばさんも、いろんなことを合わせて正確なことを言い当てているんだろう。

いろんなことを合わせて総合的に一つの結論を出すというわけです。

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