MT法による地震リスク予測

MT法の超高速処理で実現した全国のリスク解

今週のコメント:

東北地方は次々と高いMD(マハラノビス距離)が現れています。

高いMDが現れてから一定期間の後に地震が発生するという経験知から考えますと、半年程度は地震リスクが高いと言えます。

東北から福島にかけては、ほとんど年中が地震リスクありとなる状況です。

全国1,300箇所の地表面の動きを利用し、地中0~30Km程度の歪を推定するという理屈に基づいています。

したがって、震源深さが100Km以上の地震予測はできないものと考えています。

また、歪が大きくなったとしても、地震という破壊現象の発生時期は難しい(出来ないという学者も居る)ことはご了承ください。本研究を始めてから今までの経験上、歪蓄積が推定されてから6~9カ月程度で発生すると判断しています。

週間地震リスク予測MT法による地震予測技術は、日本規格協会QRG研究会
ワーキンググループⅣの研究成果です(2015年~)


地震リスクの考え方

地表面の動きと地震リスクMT法による地震リスク予測の考え方

地面の動きは毎日計測されていますので、地面が日を追って捻れたり波打ったりする状況が分かります。
地表面の動きが、数十キロメートル地下深くの動きを反映しているとするなら、以下のように考えることができます。

地震が発生していない期間に対して、現在の動きが
・同じようなパターンなら地震リスクは小さい
・異なるパターンなら地震リスクが大きい

もちろん、地表面の動きが地震発生の計測値として有効ではないなら、この仮定は成立しません。ここでは、成立するとしたときの地震リスクを求めています。
ちなみに、 2018年6月の大阪府北部地震や2018年9月の胆振東部地震など、最近の強い地震のいくつかではパターン相違を捉えていたようです。

MT法を用いた地震予測のより詳細な考え方については、
地震予測への応用
をご参照ください。

地面の動きデータは、国土交通省国土地理院のホームページ
https://terras.gsi.go.jp/
の電子基準点データ提供サービスから、誰でも取得することができます。
国土地理院における補正作業に20日ほど要するため、最新版のデータでも2-3週間程度前までとなります。

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